やられた話と、そのあとどうしたか
何度か使いました。期待していたものとは違いましたが、結果としていちばん時間を節約してくれた窓口でした。
消費生活センターは自治体ごとに置かれていて、全国に約850か所あります。どこにかければいいかを調べる必要はありません。188にかけると、最寄りの窓口に案内されます。
私は最初これを知らず、市の代表番号にかけて回されました。
相談は無料で、通話料だけ自己負担です。土日祝は国民生活センターが受けます。
「センターから言ってもらえば相手が折れる」と思っていました。そうはなりませんでした。
相談員がやるのはあっせんで、間に入って話し合いによる解決を図ることです。相談者の代理人になって交渉するわけではありません。しかも、あっせんに応じるかどうかは事業者側の任意で、断られることもあります。
助言のあとに「それは、ご自身で伝えられますか」と聞かれて、少し戸惑いました。ただ、「何を、どういう順で、どう言うか」までは一緒に組み立ててもらえます。台本をもらって、話すのは自分、という形です。
ある件で、「その件は、うちの範囲を超えます」と言われました。落胆しましたが、どこへ行けばよいかまで教えてもらえました。
いま振り返ると、これがいちばん時間を節約してくれた一言です。使えない窓口に通い続けるのが、いちばん消耗します。線を引いてもらうために使った、という結果になりました。
いちばん効くのは最後の1つです。これが決まっていないと、相談は「困っています」で終わります。決まっていれば「それは難しい」「それならこの方法がある」とはっきり返ってきます。
相談員の仕事には、相談結果の整理・分析と、関係部局への情報提供が含まれています。1件の相談は、その場で終わりません。
私が相談した件のいくつかは、望んだ形にはなりませんでした。それでも記録には残っています。「泣き寝入り」と「相談して駄目だった」は、同じではありません。後者は次の人のために残ります。
制度の細かいところは こちら に書きました。